お肌のたるみが顕著に現れるのはお顔ですので、お顔を例にたるみについて説明します。
お顔の場合、皮膚と頭蓋骨をつなぐ表情筋と呼ばれる筋肉で覆われており、複雑な動きの組み合わせで、微妙な表情を作ることができます。
表情筋が元気ならお顔の皮全体は引き上げられていますが、表情筋を動かすことが少なかったり、加齢により筋力が衰えると、筋肉が伸びた状態になるので、お顔の皮全体が緩んだようになります。
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織で構成されており、その中でも真皮がお肌にハリと弾力を持たせるクッションのような役割を果たしています。
真皮は皮膚細胞をキチンと並べようとするコラーゲンと、お肌の弾力を保つエラスチン、隙間を埋めるヒアルロン酸でできています。
お肌が健康であれば、真皮のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が充分にあるので、表皮もピンと張った状態ですが、加齢などによりこれらの生成が衰えると真皮がしぼんで、表皮がたるんできます。これが、お肌のたるみです。
このように、お顔の場合には表情筋と真皮の衰えが加わって、顕著にたるみが現れます。
お肌のたるみとは
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